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氷水に足をつけると水虫の症状が軽くなる?

2020年05月27日

国際化社会の今、海外から新しく入ってきた病気や菌もさまざまあります。ただ、水虫の場合は昔からあったようです。むしろ高温多湿の日本の環境こそ水虫の白癬菌にとってはホームグランドというべきだったのでしょう。その昔は白癬菌という菌が関係していることなど知らず抗真菌薬もありません、なので民間療法が広まっていきました。四季のある日本、秋になり低温になると菌たちの活動は弱まるのです。そのため症状も緩和されるでしょう。それが治ったと勘違いされることも多く、やはり治療薬として抗真菌薬を使わない限りは水虫を治すことは決して不可能なのです。民間療法に頼ろうとしていると、逆に皮膚に刺激を与えてしまい症状が強まることもあるので決してやらないことです。

そんな治療法の中に、氷水に足を浸けると症状が軽くなるというのがあります。確かに氷水で低温になれば活動は弱まるので緩和したように見えますが、患部の角質を調べてみれば相変わらずいるはずです。もちろん治療薬としての効果は期待できないのです。

ただ、活動が弱まるのは本当ですからかゆみが収まらず日常生活を送るのも困難でという時には試してみても良いかも知れません。冷水治療法として、まずは氷水を用意し足先を入れて1分程度・冷たさと痛さで我慢できなくなるでしょうから、そうしたら出してください。それを3回繰り返すだけなので簡単でしょう。

早期治療としては有効かもしれず、実際にこの療法で治りましたというブログを見かけることもあります。早期治療として薬と併用するのもよいかもしれません。活動を鈍くした状態であれば、併用した薬が効果的に効いてくれます。

とはいえ、これは一部の患者による個人的感想であり完治させるための方法ではないのです。すでに症状が見られる部分以外にも広がっているかもしれませんし、その部分だけを冷やしても意味がないかもしれません。夏場に氷水に足を浸けるのは爽快で汗も引きます。足をきれいに洗うついでに試してみるという程度にして、何らかの悪影響が出てきたらすぐに使用をやめるようにしましょう。

その他にも、アルカリ性の環境を無くそうと酢水に漬けたり身体によいとされる緑茶やにんにく・重曹を付けたり、消毒にも用いられるアルコールを使ったりと民間療法は様々です。いずれも科学的根拠はないのですが先人たちもその症状に苦しめられて、何か良い方法はないかと探し回ったことを伺わせて面白いものです。ですが我々現代人には、病院での抗真菌治療という最適な方法があるのです。もしも病院に行くのが嫌だ・暇が無いというならば、個人輸入も利用できますし金銭的に大変な方はジェネリック医薬品があるでしょう。放置しておいても自然治癒するどころか悪化して行く一方の水虫という病気、恥ずかしいからと我慢せず何らかのアクションを起こすようにしましょう。その際、民間療法は眉唾物だと思っておいた方が身のためです。